暖かく無関心なホッとする人(P君)1149話

 午後3時45分、
D君 「アイスを食べ終わったみたいだから、次はスターバックスに行こう。僕はタバコ
   は吸わないけど、吸う人の気持ちが少しは分かるような気がする。彼らはニコチン
   中毒だけど、僕はコーヒーのカフェイン中毒かもね。」/////////////////////////////////////////
 午後3時50分、3人は1階のスターバックスに来た。
店員 「いらっしゃいませ。」
D君 「アイスコーヒー3杯。」店の開いている席に彼らは座った。//////////////////////////////////
   しばらくしてアイスコーヒーが運ばれて来た。、、、、、、、、、、、、、、、、
D君 「さっき教会で脳の神経細胞のネットワークについて話したけど、それに関係する
   事について話し忘れていた。」、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
ミカ 「聞きたい。」、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
D君 「それはね。ストレスバリアーについてなんだ。」、、、、、、、、、、、、、、
リカ 「なにそのストレスバリアーって。」、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
D君 「それは同じストレスを受けても、人によってダメージが違うと言う事なんだ。
   たとえばA君の目の前に1枚の段ボール紙で出来たバリアーがあったとする。また
   B君の目の前にはレンガで出来たバリアーがあったとする。2人の顔を目がけて
   野球の硬式ボールが飛んできたとします。さあどうなると思う。」、、、、、、、
ミカ 「段ボールの人は大けが、レンガの人は無傷。」、、、、、、、、、、、、、、、
D君 「そうだよね。同じボールなのに全然結果が違うよね。それと同じように人には
    ストレスに強い人と弱い人がいるんだ。その違いはストレスバリアーの違いだ。
    すぐキレやすい人は、ちょっとしたことも我慢できなく、すぐキレる。この人
    のストレスバリアーは薄っぺらく、人の言葉に反応しやすく攻撃することでしか
   (言い返すことでしか自分を保てない。口喧嘩。)ある人はどんなに悪口を言われ
    ても平気。この人は他人の言葉に全く影響されない。ストレスバリアーが強じん
    。誰だって強じんなストレスバリアーが欲しいよね。」、、、、、、、、、、、
リカ、ミカ 「欲しい。」、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
D君 「そこで28歳の時の脳の神経細胞のネットワークの改造と関係するんだ。28歳の時
   僕は何で自分ばかりこんな目に遭わなくっちゃならないんだ。という最低レベル
   にいた。でも決して鬱ではなかった。なぜなら、こんな目に遭わせた人達に復讐
   してやろうと思っていたからだ。(ギャフンと言わせてやろう。彼等より幸せに
   なってやろう。と思っていた。鬱の人は自分自信を攻撃するが、自分の場合は
   他人を攻撃していた。)そんな最低レベルの時、これ以上、下に落ちることは無い
   と思い、それまでとは考え方を変えた。そのころ好きだった人に振られ、そのとき
   から自分からは告白しないと決めた。それまでの生き方と違う生き方にした。
   それで多分そのとき頭が痛くなったんだ。このとき脳の神経細胞のネットワーク
   (気にいった好きな子ができたら、即行動。まさに自爆男。)が壊れ、今までと
    違うネットワークが少しずつできて来た。それは好きな子が出来ても何もしない
    で我慢することだ。脳の前頭前野って聞いたことがあると思う。そこは我慢する 
    脳って言われているんだ。つまり前頭前野が発達していればいろんなことが我慢
    できるんだ。だから強じんなストレスバリアーの持ち主になれるんだ。それで
    思い出したんだけど、昨日かな、創世記を読み終わったんだけど最後にヨセフ
    の物語が出てくるんだけど、まさにヨセフは強じんなストレスバリアーの持ち主
    だったと思うよ。」
                                    つづく