暖かく無関心なホッとする人(P君)1097話

  午後6時50分、
D君  「そろそろ帰りますが。」
みんな 「そう、気を付けて。」
    彼は玄関ドアを開けると熱気で早く冷房のある車内に入りたく、
    急いでインプレッサに乗り込みエンジンを掛け、冷房を強にして走り出した。
                         🚙====
 午後7時20分、車はアパートに着いた。部屋のドアを開ける時いつも息を止める。
       どうしてだろう。多分、暑い空気を吸いたくないからだろう。部屋の
       温度計を見ると38度もあった。彼は急いで窓を開け、換気扇を回した。
       冷蔵庫からアイスコーヒーを出し、コップに半分だけ注いで氷を注いだ。
       それを飲んだ。今晩コーヒー豆からコーヒーを作る予定だから半分だけに
       した。
 午後7時25分、彼は窓を閉め換気扇を止め、エアコンを26度に設定してONにした。
        それから手動のコーヒーミルを使って、グアテマラのコーヒー豆を
        挽いた。何とも言えない感触だった。挽きたてのコーヒー豆の香り
        は良い物だった。それでペーパードリップ式でコーヒーを作り、飲んだ
        。スターバックスで飲む味のようで、「やっぱりレギュラーコーヒー
        は違うなあ。」と思った。
                                    つづく