暖かく無関心なホットする人(P君)905話

 午後5時30分、D君は会社から真っ直ぐアパートに帰って来た。部屋に入ると冷蔵庫から豚挽肉、キャベツを出した。キャベツの葉っぱ2枚に豚肉を乗せ、くるくる巻いて楊枝
で止め、沸騰したお湯の中に入れた。しばらくして挽肉に火が通ったので、お皿に移し
ケチャップを掛けた。同時進行でご飯を炊いた。クノールカップスープも作った。
 午後6時30分、彼は夕飯のロールキャベツを食べた。食べながらTVで週末の天気予報
をチェックした。一応土曜日は晴れでホッとした。
                                    つづく