暖かく無関心なホットする人(P君)846話

 午後1時32分、D君のインプレッサに3人は乗り込んだ。D君は車の中でリーダーに電話
を掛けた。「ブルルル、ブルルル、はい桜井です。」「リーダー、D太郎です。今、リカ
ちゃん達とセブンイレブンにいます。ここからリーダーのところまで10分ぐらいかかるので、午後1時45分ごろリーダーのアパートに着きますので。」「わるいね。お願い。」
 午後1時45分、車はリーダーのアパートに着いた。104号室のチャイムを押すと、すぐ
リーダーが出て来た。「サンキュー。」
 午後2時、車はD君のアパートに着いた。4人は204号室に来た。D君がドアを開けて
「狭い部屋ですが、どうぞ。」と言うと、彼らは部屋に入った。「明るい部屋ですね。」
「ええ、リカちゃんが白が好きなので白い家具でまとめてみました。僕の趣味はリカちゃんの実家の居間にあるような、アメリカンなソファーセットなので、それは買いました。
それはこちらの部屋にあります。」ガッキーが「リーダーの部屋と同じくらいの広さだね
。」と言った。「大体わかったみたいだね。ガッキーの趣味にあわせて、ちょこっと
リーダーの趣味にすればいいと思うよ。」「OK、ナイスアドバイス。」
                                    つづく