「歴史的な橋」

 歴史的な橋とは、歴史の教科書に出てくるような、今は使ってない
何百年も前の橋のことです。出来た当時は、その橋を通るしか隣町に
行く方法がなかったかも知れませんが、今ではもっと新しく良い橋が
あるので、誰もその古く危険な橋を通る人はいません。
 これは「あの説」という橋も同じことだと思いました。「あの説」
が出来た当時はクリスチャンになるには、それしか方法がなかったの
で皆「あの説」という橋を使いました。それまでは危険な思いをして
、激しい流れの川を渡りました。でも、そのおかげで危険な思いまで
してその川を渡りたい人と、そうでない人(クリスチャンになりたい
人と、そうでない人)がハッキリ分かれました。ところが、その橋
「あの説」が出来て誰でも(エジプト人のように太陽神崇拝者でも)
簡単に一応クリスチャンということになれました。これは悪い面でし
ょう。
 それはAC313年のことです。その橋を管理するローマ帝国という国
は、とっくに無くなり、その古くて崩れそうで危険な橋だけ残りまし
た。そんな橋を通らなくても隣町に行く新しい橋があっても、その古
く危険な橋をクリスチャンは通ります。その橋を通ることが、正当な
クリスチャンだそうです。何の資格があってか知りませんが、
ちゃんとその古くて危険な橋を渡る人だけ正当なクリスチャンと認め
るそうです。(そんなバカなことは、どこにもないと思います。)
 その古くて今にも崩れそうで危険な橋は見る分には、昔こんな橋が
あったんだと言う歴史的な建造物と言う意味では残るかも知れません
。が、今でも使うというのは誰でも、おかしいと思います。何より、
その橋は橋の強度が全くありません。(「あの説」は聖書的な根拠が
全くありません。)