「ドアの前に立ち尽くす人」

 これは前々回の聖書理解の部屋の入口のドアのことです。このドア
は「あの説」によってロックされていることを説明しました。が、
このドアにロックを掛けた人(アタナシウス)も、「あの説」を支持
する人も、その鍵を持っていないので、聖書理解の部屋に入れません。
ですから当然ドアの前に立ち尽くします。
ある人は何とかして、その鍵を手に入れようと必死になります。
ある人はドアがロックされているので、その部屋に入るのを諦めてし
まう。(聖書は難しい書物だから理解できなくても仕方ないと思う)
その救いの家に居残る人はまだいいですが、中には救いの家から外へ
出て行ってしまう人もいます。
家の中のドアの前に立ち尽くす人も何かのキッカケで、何とかして
そのドアのロックを解除しようと思うかもしれません。そこに居ても
つまらないからです。リアルに聖書の世界に入り、理解したくても出
来ない。
 ドアのロックを解除しないとリアルに聖書の世界に入り、理解でき
ないです。