暖かく無関心なホットする人(P君) 395話

 D君は会社の仕事が終わり、駐車場に向かう途中リカに電話した。
「ブルルル、ブルルル、はい、加藤です。ディーンでしょ。」「ピンポーン、あたりだよ
。よく分かったね。」「だって5時15分に電話してくる人はディーンしかいないから。」
「今度の土曜日の午前9時から教会の会堂で、リーダーとイノッチと剛君と一緒に、
ミクタムCDの楽器の練習をすることになったんだ。」「いいなあ。私も参加したい。」「いいよ。ガッキーと一緒にどうぞ。あっ、でも、そのあと僕と行動を一緒にしたら
バレてしまうよね。」「あっ、そうか残念。」「それより美香ちゃんはどうだった。」
「美香も忘れてたみたい。それよりミックスジュースのコーラスに入ってほしいって、
リーダーたちが言っていたことが嬉しかったみたい。」「それはよかった。」


                                   つづく