暖かく無関心なホットする人(P君) 252話

 11時55分、D君はリカちゃんの料理の詳しさに驚いていた。「リカちゃんは料理に
くわしいね。」「そんなことないですよ。コーチは自分で料理を作るから、それだけでも
さすがです。」「えっ、そうかなあ。いま思い出したんだけど、このあいだラーメンに
乗せるために、ほうれん草を買ったんだけど、それしか使い方が思いつかなかったんだけど、ほかに使い方はあるかな?」「たくさん、ありますよ。ほうれん草は味に癖が無いので何にでも合います。たとえば卵とほうれん草なんて美味しいですよ。」「なるほどね。
」。。。。。。。。。。。。。。。。
 「話は全然違うんだけど、最初は聖書を全部読むまでは洗礼は受けないつもりだったけど、このあいだマタイの福音書27章を読んでいて、感動して、洗礼を受ける時期を自分
で決めるなんて変だと思った。それでまだ使徒の働きまで読んでいないけど、今すぐ洗礼
を受けたいんだ。」「えー、びっくり、そうなんだ。それは神様がコーチの心を動かした
からです。おめでとう。」「この事を最初だれに話せばいいかな?」「まず牧師先生、
次にリーダーその次にガッキー、彼女はおしゃべりだから、その日のうちに教会に、
そのニュースが知れ渡ります。だから今まで二人の事がガッキーに知られないように
ヒヤヒヤしてたの。」「もう今日からその心配はしなくていいよ。」


                                  つづく