暖かく無関心なホットする人(P君) 249話 

 3月4日(土)朝6時、D君は起きた。室温 17度、彼は朝の支度をし昨日の晩、決めた
服に着替えた。そして、お湯を沸かし、沸騰したのでポットのお湯を入れ替えた。
それでコーヒーを作り、いつものメニューも作った。
 7時、TVを見ながら朝食を食べた。食べながら「10時、ハチ公前で待ち合わせだから、
ここを9時にに出れば余裕で着くな。それまでTVでも見てるとするか。」と思った。
 9時、彼はアパートを出た。最寄り駅まで歩いて5分で着いた。9時10分発の渋谷行の
電車に乗った。JR渋谷駅に9時40分に着いた。そこからハチ公前まで歩いて行った。
「リカちゃんは何処かな。人が多くて分からないな。」そのとき波瑠似の美人がいた。
「リカちゃんだ。こうして見ると、やっぱり美人だな。ぐずぐずしていたらナンパに
遭ってしまう。」D君はリカに近づくと「リカちゃん、待った?今着いたとこだよ。」
「あっ、コーチ、私も5分ぐらい前に着いたとこ。」「遠くから見るとリカちゃんって
やっぱり波留に似てるよ。超美人だね。」「またまた、褒めすぎですよ。」「そんなこと
ないよ。待っている間、誰かにナンパされなかった?」「ああ、それなら一人いたけど
ここで男の人と待ち合わせていると言ったら、諦めて去って行った。」「でしょ、早く
109に行こ。」と言ってリカの手を取った。
                                   つづく