暖かく無関心なホットする人(P君) 205話

 午後5時20分、D君は会社帰りにイオンに着いた。彼は2階の紳士服コーナーで春物の
服を探した。下はブルージーンズとスニーカーにして、上に着る薄手のセーターを探していた。モノトーンは抜きにして、カラーは1色にしようと思い、青いセーターを買った。
スニーカーは白、寒いかもしれないので上に革ジャンを着て行こう。
 午後6時、彼はアパートに着いた。部屋に入り試しにセーターの上に革ジャンを着て見た、「よし、なかなかいいな。」それから彼は牛丼を作ろうと思った。牛肉200gと
玉ネギを切った。鍋の水を沸かし、そこに切った玉ネギを入れ、柔らかくなったら牛肉
を入れ、すぐ火を止めた。それでお湯を捨て、醤油、みりんで味付けをした。それを
炊き立てのご飯の上にかけた。あと永谷園の松茸のお吸い物も食べた。
 7時になったので、マタイの福音書20章を開いた。20章はブドウ園で働く労務者の話、
ゼベダイの子らの母の話、エリコの二人の盲人の癒しの話だった。
                                  つづく