暖かく無関心なホットする人(P君) 165話

 D君は会社帰りにスーパーに立ち寄った。その店で彼は、牛肉200g、豚ひき肉400g、
キャベツ、たまねぎ、ブロッコリー、赤いきつね2個を買った。
 アパートに帰ると、もう暖かくエアコンは必要なくなった。「豚ひき肉もキャベツも
買ってきたから、今晩はロールキャベツを作るぞ。飲み物は確か引き出しの中に、
インスタントのコンソメスープがあったはずだ。、、、、あった。」
 彼は洗ったキャベツの葉っぱの中に豚ひき肉を入れ、くるくると巻き、爪楊枝で止め
沸騰したお湯の入った鍋の中に入れた。同時進行で、ご飯も炊いた。
 ロールキャベツが出来たので、お湯の中から出し、お皿に移しケチャップをかけた。
インスタントのコンソメスープにお湯を注ぎ、ご飯も炊きあがった。
 彼はTVを見ながら夕飯を食べた。
 7時になったので、彼はマタイの福音書14章を開いた。14章はバプテスマのヨハネが
ヘロデから獄中で首を切られた記事と5つのパンと2匹の魚で女と子供を除いて男だけで
5000人を養った奇跡と湖の上をイエス様が歩く奇跡だった。
                                  つづく