暖かく無関心なホッとする人(P君)3549話

 2020年 1/1 14:00 青年会のいつものメンバーの他に地方の大学に通っている若者
4人のクリスチャンが、東京にある実家に帰省したのでいつも以上に賑やかになった。
が、滅多に会わないせいかD君は名前を憶えていなかった。
 青年会のために婦人会の方々が美味しいおせち料理、焼き鮭、お雑煮を用意して下さった。食後彼らは、みかんなどを食べていた。


リーダー 「言い忘れてたけど1/5は第一日曜でイベント青年会なんだけど、いい案何か
      ありますか?」
D君 「ちょっと考えたんですけど、1月の青年会と言えば例のスキースノボ―大会
    なんですけど、日程をずらして1/11(土)から1/13(月)の3連休を利用して
    やるってのはどうですか?」
ガッキー 「ということは2泊3日ってこと?」
プーさん 「もち。」
D君 「いいねそれ。場所はやっぱり軽井沢プリンススキー場?」
プーさん 「もち。そこで何組も青年会のカップルができたんだからね。」
ゲンP 「なんかもう伝説だよ。あそこのスキー場のリフトで隣同士になった青年会の
     メンバーは近いうちに結婚するって。」
D君 「まあそれは言い過ぎだけど無くもない話だよ。振り返ってみると僕とリーナ、
    リーダーとガッキー、プーさんとアリスちゃん、ゲンPと檜山。」
KK 「もう婚約できたけど、もしまだだったら絶対ランナーと乗りたいな。」
サーティー 「そうなんですか?それならぜひ僕も喫茶店の彼女と行きたいです。そう
       言えば彼女、今年の正月が過ぎたら店が暇になるようなんで、お店を
       辞めて1/5、来週の日曜日から教会に来れるそうです。そうなれば1/11
        から1/13の3連休のスキースノボ―大会に出られると思います。」
リーダー 「まだ一度も会ったことないんだけど、これだけ噂になるなんて珍しいね。
      確か現役時代の堀北真希に似てるんだよね?」
サーティー 「そうなんですよ。」
リーダー 「この青年会では新しく来た人に「あだ名」を付けることになってるって
    知ってるよね。それでどうせ付けるんだから、もう付けちゃってもいいかな?」
D君 「いいですねそれ。本人が来たらビックリするでしょうね。」
リーダー 「誰かいい案ないかな?」
D君 「堀北真希に似てるんならこれしかないでしょう。」
リーダー 「何。」
D君 [ホマキ。」
                                    つづく