暖かく無関心なホッとする人(P君)2754話

 午後2時45分、
リーダー「さっき教会で話した話はすごくよかった。僕は大学の時1年間アメリカの大学
     に留学したけど、その時はアメリカ人の同じ大学に通う大学生とルームシェア
     したんだけど、なんてアメリカ人と日本人は違うんだと思ったよ。僕の家庭は
     クリスチャンホームなんだけど。なんていうのかな日本人のクリスチャンは
     いつも敵に囲まれて構えている感じなんだ。その敵っていうのは仏教と進化論
     なんだ。でもアメリカ人のクリスチャンには、その二つの敵がないから不安が
     ない。そのせいかいつも幸せそうな顔をしていて、オープンで何も隠さない。
     だから日本に帰って来ると、日本人は何かに支配されているんだな。という
     ことがよくわかる。僕は数少ない日本人だけどアメリカンなクリスチャンに
     なろうと思った。せっかくアメリカに1年もいたんだから。僕はまず日本の
     クリスチャンに仏教と進化論の誤りについての理論武装をしてもらいたい。
     これを身に着ければ、聖書に書いてあるよう「どんな武器も役に立たなくなる
     。」の意味がわかると思う。敵の武器つまり仏教と進化論はただの紙で作った
     ハリボテだとわかる。遠くから見れば恐ろしい武器のように見えても、近づい
     て見るなら、ただの紙だと分かる。Bさんはこの二つの武器のように見える物
     に近づいて、ただの紙だとわかり自由になった。  アメリカ人のクリスチャン
                  は初めからこの武器のように見えるハリボテがないから不安がないんだろう
       ね。日本人クリスチャンが理論武装して、このハリボテを見破ったら次にする
     ことは「攻撃は最大の防御。」ということを意識することだ。どんな事かと
     言うとマッチ棒に火がついていても、もしそのままなら、やがて1本のマッチ
     棒の炎は消えてしまう。でもその炎がついたマッチ棒を燃えるものにつければ
     燃え続け、炎は消せないほど大きくなる。何が言いたいかと言うと、自分が
     救われていても他人に伝道しようとしないなら、1本のマッチ棒のように
     やがて消えてしまう。つまり自分の信仰も消えてしまう。これを回避するに
     は、誰かに伝道し続けるしかない。結果がどうであれ伝道し続ければ自分の
     信仰の炎も燃え続けるんだ。」
                                    つづく