暖かく無関心なホッとする人(P君)1494話

 9月19日(火)朝6時、D君は起きた。いつもの癖でつい温度計を見ようとするが無い
。一瞬どこにいるか、わからなくなったがフカフカのダブルベッドの左側で寝ている
リカちゃんを見て、「そうだここはホテルなんだ。リカちゃんと結婚したのは夢じゃない
んだ。いつも朝6時には目が覚めてしまう。リカちゃんは気持ちよさそうに
スヤスヤ寝ている。zzzzzzzzzzzzzzzzz今、起こしたらかわいそうだ。
7時まで寝させてあげよう。1時間あれば十分間に合う、それに朝食を持ってくるのは7時
だ。それまでこのポットでコーヒーでも作って飲んでいよう。」と思った。彼は黒い
スーツケースの中からインスタントコーヒーを取り出し、コーヒーを作り飲んだ。☕~


                                    つづく