暖かく無関心なホッとする人(P君)3677話

 また場面が変わった。今度は(天上未来)だ。
20-4~ また私は、多くの座を見た。彼らはその上に座った。そして裁きを行う権威が
彼らに与えられた。また私は、イエスの証と神のことばとの故に首をはねられた人たちの
魂(この人たちは第一グループ。この人たちは殺された事実が書いてある。)と、獣や
その像を拝まず、その額や手に獣の刻印を押されなかった人たちを見た。(この人たち
は第二グループ。この人たちは殺された事実が書いてない。地上にいながら獣を拝んだり、刻印を押されないでも、殺されずにすんだということはありえない。だからもともと、
その時、この人たちは地上にいなかったのでは。)彼らは生き返って、キリストと共に、
千年の間王となった。(この生き返るという言葉が難解。第一グループは肉体が死んでいたのだから、生き返るという意味が素直にわかる。
 では第二グループはと言うと、彼らが地上で生きている間に再臨があった。その時、
獣はまだ全世界を支配していなかった。もし仮に彼らが地上にいる間に獣が世界中を支配して、世界の人すべてに刻印を打ったなら黙示録13章5節~(3640話)からの獣の発言はおかしいことになる。(そのとき獣はくやしがった。再臨の恵みに預かった彼らは獣の手の届かないところに逃げ切った。)なぜなら獣が全世界を支配しようと立ち上がった時には、再臨に預かった人たちは、もう地上にはいなかった。
 仮に彼らが地上にいる間に再臨がなく、獣による全世界を支配するための、666刻印が始まってしまったら、彼らも刻印を受けなければならなかったが、それを拒否したら彼らは確実に死刑にされるか、この地上で生きることができなくなる。では再臨の恵みに預かる人たちは果たしているのか?ということになってしまう。
 第一グループは、かつて殉教した預言者や聖徒。第二グループは獣の像を拝んだり、
その刻印を押されなかった人だが、彼らは刻印を押される前に、すでに再臨の恵みに預かっているので、すでに地上にいないので天上でキリストと共に王になっている。
これは天上の事。天国には時間という概念がない。(天国には太陽がない。夜もない。
昼間がずっと続く。一日の区切りがない。だから日にちの区切りがない。)だから千年といっても地上の1000年とはわけが違う。天上の千年と言うのは永遠のこと。
それにクリスチャンはイエス・キリストの花嫁になる。つまり女王になるということ。
だからキリストと共に王になるということ。


(あとで気が付いたことだが、ここにある時刻に出発する電車があるとします。その電車
に乗ろうとした複数の人が駅に向かいました。ある人は時間に間に合って、その電車に
乗れました。でも時間に間に合わなかった人もいました。(彼らは電車には乗れませんでしたが、しかし彼らの気持ちは時間に間に合い、その電車に乗れた人と同じです。「私達も、その電車に乗りたかったんです。」だから再臨の恵みに預かった人たちの気持ちは、過去に殉教した預言者たちと同じです。
主のために命を捧げた人たちと同じ気持ちにならないと、再臨の恵みに預かれない。
(つまり預言者たちと同じ気持ちにならないと。彼らはもし信仰を捨てないと殺すと
言われても、信仰を捨てないで、殺される覚悟ができていた。死ぬ覚悟ができていた。
ある意味、この世では死んでいた。)
 彼らの駅に行ってその電車に乗りたい。(復活したい。主のために霊的に生きたい。)と言う気持ちは同じです。だから「彼らは生き返って~」という表現になったのでは。)


                                    つづく