「父なる神様の姿」

  また仰せられた。「あなたは わたしの顔を見ることはできない。
 人はわたしを見て、なお生きていることはできないからである。」
 また仰せられた。「見よ。わたしのかたわらに一つの場所がある。
 あなたは岩の上に立て。わたしの栄光が通り過ぎるときには、
 わたしはあなたを岩の裂け目に入れ、わたしが通り過ぎるまで、
 この手であなたをおおっておこう。わたしが手をのけたら、
 あなたはわたしのうしろを見るであろうが、わたしの顔は決して見られない。」          
                     (出エジプト記33-20~23)


 それからモーセとアロン、ナダブとアビブ、それにイスラエルの長老七十人は上って行った。そうして、彼らはイスラエルの神を仰ぎ見た。御足の下にはサファイヤを敷いたようなものがあり、透き通っていて青空のようであった。神はイスラエルの指導者たちに
手を下さなかったので、彼らは神を見、しかも飲み食いをした。
                     (出エジプト記24-9~11)


 これらは、出エジプト記に現れている父なる神様の一部の姿です。はじめの御言葉は
有名ですが、次の御言葉を、はじめて読んだときは驚きました。大勢の人が父なる神様
を見たことが信じられませんでした。(ただし顔は見ませんでした。)ここには御足と
書いてあります。初めの方には、~この手であなたをおおっておこう。~ 手でおおう と言っています。それはまるで二本の手があり、足も顔も背中もある人間の様でした。