暖かく無関心なホッとする人(P君)2376話

 7/21(土)午前5時20分、D君は起きるまでまだ時間があるので、今読んでいる福音書の意味が解って来たようなうな気がする。イエス様はユダヤ教徒達に自分も神なんだ。
ということを数々の奇跡と癒しと教えで説明しましたが、ユダヤ教徒達は2枚目の十戒
石板の「私の他に神があってはならない。」という御言葉を絶対のものとして決して
譲らなくイエス様を受け入れなかった。そのときD君は思った。モーセの時代、モーセ
以外のユダヤ人は「まさか1枚目の十戒石板があったなんて、自分たちの知っている
十戒石板は2枚目の物だった。」なんてよく出エジプト記を読めばすぐわかる事なのに
どうしてわからないんだろう。最初の1枚目の十戒石板と2枚目は全く同じ物だと勝手に
決めつけ、イエス様も神様なんだということを受け入れられず、結果的に十字架刑で
死刑してしまった。これは自分の想像に過ぎないけど(モーセが最初の十戒石板を投げつけ砕いてしまったから誰もそこに書かれていた文章を知らない。)2枚目の十戒石板には
「私の他に神があってはならない。」というところを最初の十戒石板では「我々の他に
神があってはならない。」と書いてあったのではと思う。もしそうなら創世記に書かれていることがすんなり理解できる。最近、面白い事を知った。それは旧約聖書はもともと
ヘブル語で書かれた書物なのだが、出エジプト記の十戒の文章では「私の他に神があってはならない。」の神というヘブル語は複数系で書かれている。ヘブル語の単数ではない。
これは大発見だ。ということは最初の1枚目も2枚目も神様は複数いることを示している
。ユダヤ人達の勝手な「神様は一人。」という思い込みからイエス様は神様と認められず
殺されたんだ。
                                                         つづく
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暖かく無関心なホッとする人(P君)2375話

 時は2018年7/21(土)夏真っ盛り、いったいこの暑さは何時まで続くのだろうと思いながら、D君は朝の5時頃もう明るいので目が覚めてしまった。朝6時に起きる習慣なので
タオルケットの中で、今年のはじめから起きたことを思い出していた。そうだ今年の冬
青年会の皆で軽井沢プリンスホテルスキー場でスキースノボー大会をしたんだ。あのとき
は楽しかったな。そのちょっと前に僕達二人と隆一、聡、アリスちゃん、檜山の6人だけで1台のミニバンに乗って2泊3日の泊りがけのスノボー旅行をしたんだった。あの旅行が
あったから聡と檜山のカップルが出来たんだ。6月には二人そろって洗礼も受けた。
彼らは今最高に幸せな婚約時代だ。僕とリーナはまだ結婚したばかりだけど、一応結婚の
先輩だ。彼らのお手本になっているだろう。もし僕達が幸せそうじゃなければ、二人は
結婚する気にならなかっただろう。今、結婚願望をいだかない若者が増えているというけど、それは身近な所に幸せそうなカップルを見ていないだけじゃないだろうか?僕は前
から、モテる人と友達になれば自分もモテるようになる、というのは本当だと思っていた。実際そうだった。僕はまずリーダーと友達になった。それから自然にリーダー、
ガッキー、リーナの仲良し3人グループの中に入り毎週スターバックスでグループ交際ができ、気が付いたら洗礼を受け、リーナと結婚出来た。それからまだ1年も経っていないんだ。ずいぶん昔のことのように思う。それだけ目まぐるしく色々なことがあったんだ。多分、聡は36歳だし檜山も28ぐらいだから今年中には結婚するだろう。問題は隆一と
アリスちゃんだけど、二人は仲良く一緒に教会には来ているけど、まだプロポーズして
いないみたいだ。そろそろなんかあっても良いころだ。そう言えば冬の青年会のスキー
スノボー大会にナーちゃんが大学の友達の乃木坂46の白石麻衣にそっくりな子を連れて来てから、青年会の雰囲気も変わった。なんかナーちゃんも西野七瀬に似てるし、そこに持ってきて白石麻衣じゃ、まだ結婚していないイノッチと剛君はビビりまくりだろうな。だから最近無口なんだ。


                                   つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)2374話

 午後1時45分、
リーダー 「恋愛の話はそのくらいにして、他の話題は何かあるかな?」
D君 「ありますけど、ちょっといいですか?最近、個人の尊厳ということを考える
   んですけど。それが無くなって来るとストレスに弱くなると思うんです。で、
   その人オリジナルの、まあ個性と言うか、その人をその人らしくしている部分
   はとても大切な部分で、他人が踏み込んじゃいけないところだと思います。」
リーダー 「確かにその通りだね。もっと詳しく話してくれないか?」
D君 「はい。具体的に言うと個人情報は個人の尊厳の核になる部分だと思います。
   何歳だとか?どこに住んでいるとか?家族構成とか?職業とか?年収とか?を気軽
   に他人から聞く人がいるけど、本人にしてみれば触れてほしくない、思い出したく
   ない過去かも知れない。それは傷が治りかけていカサブタがせっかく出来て来たの
   にそれを他人が引きはがすような酷いことと同じだと思う。本人から個人情報を話
   す分にはいいけど、その場合はカサブタが自然に取れて、その下の皮膚も完全に
   治っていると思う。親しくなれば自然に本人の方から相手の人にそれを話したくな
   ると思う。だから他人との心理的な距離感と相手の個人情報と比例していると思
   う。それをまだあまり相手と親しくもないのに個人情報を聞かれたら不愉快な気持
   ちになると思う。それはちょうど心を許していない人つまりカサブタが付いた状態
   を他人に取られるような酷い事と同じだと思うよ。なんでこんな話をするかと言う
   と、最近婚活疲れという言葉をよく耳にするからなんだ。そんなに親しくもない人
   に個人情報を開示して、心がズタボロにされるから婚活疲れするのは当然だよ。
   そんな嫌な思いをする前に、聡たちは自由恋愛、自然恋愛でゴールイン出来たんだ
   から良かったと思うよ。」
                                     つづく