暖かく無関心なホッとする人(P君)2283話

 午後6時5分、D君のインプレッサは二人を乗せてアパートに着いた。🚙車から降り
ーーーー階段を上りーーーーーーーーD君は204号室の玄関ドアのロックを解除した。
D君 「うー、寒い。」彼は食卓の上にさっきスーパーで買って来た物を置いてーーーー
寝室の電気をつけ、エアコンを20度に設定してONにした。彼の家は狭かったので寝室にしかエアコンは無かった。でも家中のドアを開けてあるから1台でも何とかなった。
それに外は5度ぐらいしかないから、家の中が15度以上なら、寒暖差で体がダウンして
しまう。夏もそうだ。外の気温が38度で、室内が26度なら10度以上の寒暖差で体が
参ってしまう。それが冷房病だろう。----あとからリーナも入って来た。----
彼女も食卓にさっきの買い物を置いて、冷蔵庫にD君の買ったレジ袋の物をしまい、牛肉
、人参、ワカメを取り出した。それから米と水を炊飯器にセットしてONにした。現時間
午後6時10分。彼女は春菊、糸こんにゃく、長ネギ、厚揚げ、牛肉、焼き豆腐、白菜、
エノキ茸、ワカメを切った。それから彼女は鉄製のすき焼き用の鍋を出した。D君
は料理も趣味だったので、ときどき自分ですき焼きを作っていた。そんなわけで独身の時
から鉄鍋を持っていた。
                                     つづく