暖かく無関心なホッとする人(P君)1491話

 午後5時、店員がコーヒーと紅茶を運んできた。☕~☕~
D君 「それでわるいけど独身だったときの生活習慣で、日曜日を除く毎日午後7時から
   聖書を読む時間にしているんだ。それを読んでから自由時間だ。朝起きてすぐ
   聖書を読む人もいるけど、僕の場合、朝起きてすぐは頭が働かないし忙しいので
   じっくり読んでいる時間がない。意味をよく理解しないで読むことは自己満足で
   しかない。それじゃ自分の物になってない。よくあることは伝道するのは牧師先生
   、だから何とかして未信者を教会に連れて来ることが伝道だと、勘違いして牧師に
   丸投げする人が多い。でもちょっと考えてみてほしい。牧師は羊飼いに例えられる
   。ここでカトリーナに質問です。羊飼いは羊を産めますか?」、、、、、、、、
リカ 「そんなことありえない。」
D君 「そうだよね。羊しか羊を産めない。つまり信者(教会員)しか未信者に伝道でき
   ない。で、命が吹き込まれ神様に育てられたおなかの中の小さい羊は、あるとき
   生まれる。これは新生して新しくクリスチャンになる人に似ている。、、、、、、
   そのとき重要なことは、母羊に十分な体力がないと赤ちゃん羊を産めないことだ。
   その十分な体力っていうのは、十分な聖書理解力だよ。もし未信者に「これは
   どういう意味ですか?」って質問されて「わかりません。」ってなんて言うもの
   なら、そんな人に誰もついていかないと思う。多分その人は、もうその教会には
   来ないだろう。僕が恵まれていたのは、リーダーという体力のある羊から伝道され
   救いに導かれたからだ。もしリーダーに出会わなければ救われなかったと思うよ。
   だから僕は聖書を深く理解していたい。」
                                    つづく