暖かく無関心なホッとする人(P君)2516話

 午後2時5分、店員がコーヒーを持ってきた。☕~
サッシー 「なんかわかる。私は数年前から婚活しているんだけど、相手の男性の事を
      まだよく知らないで、数回しか会ったことがないのに先のことを決めなく
      ちゃいけないんで。それがプレッシャーで婚活疲れしてね。」、、、、、
リーナ 「先輩のその気持ちなんとなくわかります。このグループはいいですよ。別に
     結婚を目的にしているわけじゃないし、なにかの結果を残さないといけない
     わけじゃないし、みんなが大学生みたいな感じですよ。」、、、、、、、、
サッシー 「それは感じた。なんか急に大学生に戻った感じ。10年前にタイムスリップ
      したみたい。結婚しなきゃいけないという強迫観念から解放された感じ。」
リーダー 「そうなんだよ。結婚って、誰かに勧められてするものじゃないと思う。
      誰かを好きになって、結婚したくてたまらないからするものだと思うよ。」
D君 「僕が思うに、現代人はそのレーダーが鈍くなっていると思うんだ。すぐそばに
   大事な人がいるのに、その人に気が付かない。で、遠くにいるのに1回会っただけ
   なのにレーダーの感度が敏感な人はそれに気づくんじゃないかな。それが
   結婚相談所とかで、年収とか年齢とか家族構成とかの条件で絞っていくと、確かに
   条件どおりの人と出会えるかも知れないけど、グループ交際から誰かと付き合って
   ゆく恋愛結婚じゃなくなるもんね。」、、、、、、、、
サッシー 「そう。それを求めているのにね。恋をしたいのにね。」、、、、、、、、
                                   つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)2515話

 午後2時、イノッチとサッシーはリーダー達の隣のテーブルに着いた。
店員 「いらっしゃいませ。」
イノッチ 「コーヒーお願いします。サッシーは?」
サッシー 「私もコーヒー。」
リーダー 「サッシーは休みの日は何をしてるの?」
サッシー 「そうですね。会社の女友達と女子会とかですかね。」
D君 「それはもったいない。それより僕たちRGRDとグループ交際中しない。」
サッシー 「何ですか?そのRGRDって。」
D君 「それは、リーダー、ガッキー、リーナ、僕のDの頭文字だよ。
    あっ、イノッチもいるからRGRD+Iかな。」
サッシー 「楽しそう。ぜひぜひ。」
リーナ 「檜山もアリスちゃんもRGRDのグループに参加して婚約まで行きました。」
サッシー 「それはすごい。恐るべしRGRDですね。」
ガッキー「自慢じゃないけど、このグループで知り合った男女の婚約率100%ですよ。」
D君 「僕とリーナも、このグループで知り合いました。」
                                    つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)2514話

 午後1時55分、
リーダー達がイオンのスターバックスでイノッチ達を待っていると、二人が入ってきた。
リーダー 「イノッチ、こっちこっち。」さっしーが笑っているので
イノッチ 「どうしたの?」
さっしー「だってイノッチこっちこっち、だって。だじゃれみたい。」
二人はリーダー達の隣の席に着いた。


  リーダー    D君             イノッチ


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  ガッキー   リーナ             さっしー


                                   つづく