2019年3月のブログ記事

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2777話

     午前10時15分、4人を乗せたD君のインプレッサは教会に着いた。🚙彼らは車から降り 駆け足で、、、、教会の玄関に着いた。下駄箱に靴を入れ、スリッパに履き替え、会堂に 入って行った。、、、、D君は途中でリーダーとガッキー、リーナに挨拶した。リーダー講壇の真ん前とその後ろの席を取ってくれたようだっ... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2776話

     午前10時8分、3人は急いで階段を降り、、、、アパートの前に止めてあるD君の 青い初代インプレッサに乗り込んだ。助手席にはBさんが座っていた。 唐沢 「樗澤さん、おはようございます。」 Bさん 「おはよう、ところでこちらの美人さんは?」 唐沢 「はずかしながら僕の彼女です。」 Bさん 「やるねー... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2775話

     3/17(日)午前9時50分、真奈美は久しぶりに唐沢浩二の住んでいるアパートに着いた 。築30年ぐらいの古いアパートだった。昔よく真奈美が浩二と喧嘩した理由は、浩二が 節約家でボロアパートでも平気なのに、真奈美は派手好きでしょっちゅう海外旅行に いきたがり、洋服を買うことが趣味と言うほど、毎週違... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2774話

     午後9時10分、 唐沢 「それでわるいけど今度の日曜日の朝10時までに、俺のアパートに来てくれない     かな。俺の会社の先輩が車で迎えに来てくれるよ。その車で5分の近くの教会     に行くんだ。」 真奈美 「えっ、浩二クリスチャンになったの?」 唐沢 「違うけど、ひかれているんだよ。」 真... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2773話

    午後9時、唐沢君は少しドキドキしながらスマホの電話帳の真奈美の携帯番号を押した。 真奈美📱 「--------はい。大野です。」 唐沢📱 「真奈美、浩二だけど。久しぶり、元気?」 真奈美 「ああ浩二、元気?久しぶり。」 唐沢 「この間、田辺さんから真奈美がまた俺と付き合いたいって聞いたよ。」 ... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2772話

     午後9時、唐沢君のスマホが鳴った。---- 唐沢📱 「もしもし唐沢です。」 Mさん 「唐沢君、田辺だけどね。真奈美に唐沢君の気持ちを伝えたら「好き勝手な事      をしてきたから、もう一度付き合って下さいなんて図々しいけど、やっぱり      唐沢君が一番よかった。だって、それで唐沢君の方が... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2771話

    午後5時30分、唐沢君は会社近くにある自分のアパートに歩いて帰った。、、、、 唐沢はお昼休みにD先輩から聞いたアドバイスを思い出していた。夕飯は帰りに コンビニで買った。カップヌードルと焼き肉弁当だった。。。。。。。。。。。。 午後7時45分、唐沢はMさんに電話をかけた。 Mさん宅電話 「----... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2770話

     午後12時20分、店員が二人分の「かき揚げ蕎麦」を持ってきた。 D君 「さあ、冷めないうちに食べよう。」 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 D君は蕎麦をすすりながら考えていた。---「待てよ。これは伝道のチャンスなんじゃ ないか。もし自分が未信者だっ... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2769話

     3/11(月)正午、D君の勤める出版社で唐沢君がD君の所に駆け寄って来た。、、、、 唐沢 「先輩、今日も例の蕎麦屋にお昼を食べに行くんですか?」 D君 「そうだけどそれが何か?」 唐沢 「もしお邪魔じゃなかったら、ご一緒してもいいですか?」 D君 「もちろんOKだよ。」 二人はオフィスを出て、、... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2768話

     午後2時、Bさんは小説「アブラハムのような日本人」の原稿を書きながらふと思った 。「日本人クリスチャンは親族関係や友人、知人の不幸な知らせを受けて、パニックに 陥りながら葬式のためお寺に行く機会があるけど、そんな時自分がクリスチャンで焼香 できないことを泣いている人に示すだけで精一杯になり、信仰... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2767話

     2/11(月)午前10時、Bさんはマンションの自宅の部屋で起きた。昨日の夜は午前2時ころまで小説「アブラハムのような日本人クリスチャン」の原稿を書いていた。 Bさんは思った。日本人でクリスチャンになるには、アブラハムのようになるしかない。 実際に故郷を捨て旅に出ることは出来ないが、生まれ故郷に留... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2766話

     2/11(月)午前8時45分、D君は勤めている出版社の入っているオフィスビルに入り 、、、、エレベーターで4Fに上がりーーーー、、、、、、、オフィスの入り口のドアを開けた。 D君 「おはよう。」 唐沢 「おはようございます先輩。昨日は朝から晩までお世話になりました。」 D君 「どうだった昨日。」... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2765話

     午後5時40分、D君のインプレッサはリーナの実家に着いた。🚙車から降り、、、、 玄関ドアを開けた。 D君 「ただいま帰りました。」 リーナママ 「おかえりなさいDさん、お疲れでしょう。少し休んでからカレーを作って        下さい。」 D君 「大丈夫です、すぐ作ります。」 リーナママ 「D... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2764話

     午後4時40分、D君のインプレッサは後部座席にBさんを乗せ御茶ノ水のマンションの前に着いた。🚙車の後部座席のドアが開き Bさん 「D君、今日は朝から一日中ありがとう。また来週の日曜日頼むね。」 D君 「わかりました。おやすみなさい。」 Bさんはマンションの中に入って行った。、、、、、、、、 D... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2763話

     午後4時30分、Bさんは水面下の意識が、現実世界の自分を作るんだと思った。 水面下つまり歴史認識(徳川家康が強制的に全日本人を仏教徒にした。だが明治維新で 信教の自由が確立した。)これは大変な事だった。このことがあったから日本は近代国家 になれ欧米と肩を並べた。当時は革新的なことだったがその後の... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2762話

     午後4時20分、 Bさんがもうひとつ思っていたのは北朝鮮の場合、金書記長に逆らうなら生きていけない 。北朝鮮の場合、彼が支配する前、キリスト教が浸透していなかったので、彼の言いなり になるのはわかる。しかし日本の場合キリシタン大名がいたくらいだから、ある程度一般 庶民にもキリスト教が浸透していた... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2761話

     午後4時10分、 Bさんは続けて考えていた。日本人は北朝鮮の金書記長を忌み嫌っている、それなのに 江戸時代初期に徳川家康が信教の自由を奪ったのに、金と同じことをした徳川家康を 崇めているのはなぜだろう?当時はキリシタン大名が大勢いた。もし徳川家康が破れ キリシタン大名が天下を取っていたら、日本は... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2760話

     午後3時50分、 D君はBさんを車に乗せたまま今度はお茶の水に向かって走り出した。              🚙==== Bさんは車の後部座席に座りながら、次に書く小説の構想を考えていた。彼は前から どうして日本が仏教の国になってしまったか興味があったが、その当時の日本史から 徳川家康が強制的... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2759話

     午後3時45分、イオンの駐車場のD君のインプレッサにBさんと唐沢君が乗り、 リーダーのプリウスにガッキー、リーナ、ミカちゃんが乗って走り出した。          🚙====    🚙==== 午後3時50分、イオンのすぐそばにあるD君と唐沢君が務める会社がある。その会社の すぐそばにある唐... 続きをみる

  • 暖かく無関心なホッとする人(P君)2758話

     午後3時40分、 リーダー 「そろそろ終わりにして店を出よう。」青年会の皆は席を立ち、、、、、 それぞれ会計を済ませ、、、、店を出、、、、イオンを出て駐車場に向かった。、、、、 D君 「そうだ言い忘れてたけどリーナ、今からBさんと唐沢君を家まで送ってかなきゃ    いけないから、そうだなあ2時間... 続きをみる

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