暖かく無関心なホッとする人(P君)5532話

1/19(水)7:50 D君は昨日の続きの創世記3-4から読み始めた。


 そこで、蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。あなたがたがそれを食べる時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを
神は知っているのです。」そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に
慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。それで女はその実を取って食べ
、いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。このようにして、ふたりの目は開かれ、それで彼らは自分たちが裸であることを知った。そこで、彼らは、いちじくの葉をつづり
合わせて、自分たちの腰のおおいを作った。


 D君(この個所からは学ぶことが多い。一つ気が付いたことはダムのこと。ダムに少しでもヒビが入っていたら、いつかそのダムは決壊してしまう。エバがしたことはこれに似ている。神様はその少し前、アダムに「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。
しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べる時、あなたは
必ず死ぬ。」創世記2-16 ここで神様はアダムに「~必ず死ぬ。」と言っていたにもかかわらず、エバは取って食べてしまった。このことはアダムにだけ神様は直接言ったが、エバは
アダムから聞いていていただけだったので、それほど深刻には受け止めていなかった。なぜなら、創世記3-1で蛇(サタン)がエバに「あなたがたは園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか?」と質問した時に、エバは間違ったことを
返事してしまった。この質問に対しエバは、神様が言ってもいないことを答えた。神様はアダムに「~必ず死ぬ。」と言ったのに、エバは「~あなたがたが死ぬといけないからだ。」と仰せになりました。(創世記3-3)ここでエバは二つの過ちを犯した。一つは神様は「必ず死ぬ。」と言ったのに、エバは「死ぬといけない、」に勝手に変えてしまった。もう一つは神様言ってもいない言葉、「~あなたがたが死ぬといけないからだ。」と仰せになりました。』という発言。これはあってはならないこと。このことに対し神様の怒りはエバに向かった。考えてみてほしい。もし誰かが自分の言ってもいないことを、勝手に作り変えて、
第三者に伝えたとしたら、「そんなこと全然いっていないのに、なんてことあの人に言うんだ。バカ野郎!」となる。、、、、このように人は責任者から直接、聞いたことは深刻に
受け止め、なにがなんでも守ろうとするが、そのことを直接、責任者から聞かないで、その
ことを聞いた人からの、「また聞き」だと、それほど深刻に受け止めないで、いいかげんに
聞いてしまう。、、、、もう一つは、サタンは何とかして、エバたちに禁断の木の実を食べさせ、自分と同罪にさせたかった。それはこういうこと。「サタンは神のようになりたい」
とういう高慢の罪によって、神様から断罪され神に国を追放された。、、、、サタンはその後、地上に創造されたアダムとエバを自分と同罪(神のようになりたい。)にする計画を立てた。なぜそうしたいかというと、サタンは神様に断罪され、地獄に行く運命は決まっているが、神の愛の対象である人類を同罪に巻き込むことで、自らの延命をはかった。なぜなら
「公平である神様は同罪のサタンだけ罪に定め、人類は罪に定めない。」というわけには
いかないからだ。、、、、ではどうやってエバを同罪にしたのか?、、、、それはこういう事。創世記3-5にこう書いてある。「それを食べると、目が開け、神のように善悪を知る者になることを神はご存じなのだ。」と言っている。エバが神のようになりたいと思っていなくても、法的には、この木の実を食べるという事は、「神のようになりたい。」という事に
(サタンと同罪の高慢の罪)なってしまいます。、、、なぜエバはその実を食べてしまった
のか?、、、、それを食べる「と」、目が開け、神のように善悪を知る者になる。、、、、
ここでは「と」と接続詞を使っている。「その木の実を食べること」=「神のようになりたい。」ということになってしまいます。エバは軽く「食べるだけだから、大したことないんじゃない?」と考えていたかも知れないが、その木の実を食べるという事は、神のように
なりたい。ということになってしまいます。
                                      つづく