暖かく無関心なホッとする人(P君)3055話
12:15 D君は「うなぎ専門店」に入った。ガラガラ
店員 「いらっしゃいませ。」
D君は店の奥の方に歩いて行った。(何でだろう?食べ物屋に入ると自然に店の奥の方に
歩いていく。、、、、、、、、、、奥にある空いている席に着くと、しばらくして店員
がコップに入れた冷水を持ってきた。
店員 「ご注文は?」
D君 「うな重お願いします。」
店員 「かしこまりました。」、、、、、店員が戻って行くと、D君はスマホを取り出し
KKにメールを書き打った。
KKへ
メールありがとう。昨日はスターバックスでランナーと話が盛り上がってよかったね。
これで恋愛の第二段階に進めるよ。第一段階ってのはグループ交際。まだ、ある個人を
恋人として意識してていない時期。第二段階っていうのは、ある個人を意識するんだけど
まだ恋人とは見ていない、友達以上恋人未満っていうやつかな。女性は特にこの時期が
好きだよね。なんでか考えてみたんだ。この時期は「もしかしたら、この人と付き合い始めるかも知れない。」と思うけど主導権は女性が持っている。付き合い始めるにしろ、
これ以上先に進めないようにしろ、女性に決定権がある。でも昨日のKKとランナーを見てて、ランナーはKKを意識し始め友達以上恋人未満として見ているよ。だから第二段階
に入ったんだ。この時期大事なことは恋愛のスピードを落とさないことだよ。よく言われることに「結婚には勢いが必要」って言われる。それは車に例えると時速100kmが結婚
だとすると、車をいきなり時速100kmに持って行くことは出来ないよね。最初は1速、つまり第一段階、グループ交際。もしその中に気になる人がいなかったら、そのグループを
抜けるだけだから別に心理的に負担にはならないよね。車に例えれば1速なら時速10km
ぐらいしかでないから、急ブレーキをかけても運転手や同乗者にあまりショックじゃないよね。この運転手と同乗者というのは付き合っているカップルを考えるとわかりやすいよ
。もし時速80kmとかで走っている車にドライバーが急ブレーキをかけたら、ドライバーはある程度覚悟が出来ているから、あまりショックを受けない。でも同乗者にとっては
予期しないことなので大ショックを受け場合によっては大ケガをする。これを恋愛に変換
すると、時速80kmで走ることは時速100kmの一歩手前つまり結婚の一歩手前だ。そんな
とき急ブレーキ婚約破棄されたら、破棄された方は大ショックをうけ精神的な傷を負う。
話が飛んだが、つまり恋愛は順序を守らないといけないってことだ。結婚は勢いの話
だったよね。今、KKは第一段階のグループ交際の時期をクリアして第二段階の友達以上
恋人未満の時期に突入できた。車で言えば1速の最高速時速10kmをキープ出来たから、クラッチを踏んで2速ギアに入れられる。2速ギアは時速30kmぐらいまで引っ張れる。
だからこれからはランナーと1対1の友達以上恋人未満としてしばらく付き合うんだ。
で、もっといい感じになったら3速ギアに入れられる。3速ギアは時速60kmぐらいまで
引っ張れる。2速ギアから3速ギアに入れるとき初めて「恋人として付き合って下さい。
」と告白できるんじゃないかな。そこまでくれば後は割と楽だよ。相手が婚約をOK
してくれれば、時速60kmで走ったまま4速ギアに入れられる。4速ギアは時速100km以上
出せる。僕の経験ではこの3速ギアからシフトチェンジして4速ギアで走る時ほど運転が
楽しい時はない。だから車で言えば時速60kmから時速100kmぐらいのスピード。恋愛で
言えば結婚に向けカウントダウンしている婚約期間が一番楽しい。とにかく今は第二段階
の初期なんだ。車のスピードで言えば時速20kmぐらい出ている。ランナーはもっとKKが
スピードを出すことを期待しているから、そのスピードをキープしたまま、今度の僕の
自宅アパートでやる昼食会に来てくれ。くれぐれもランナーの期待を裏切らないでくれ。
いいかい今は2速ギアに入れたばかりなんだ。ここで失速すれば次の3速ギアに入れられない。ということは告白もできないってことだ。今が恋愛で一番大事な時だから頑張るんだ。
D
つづく
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