7時45分、
D君　「過去に何があったか知らないけど、40年近く一人で生きていれば、それは
　　　鋼鉄のような強い性格になるよ。で、自分のせいで失敗したのに、絶対自分のせい　　
　　　にしないと言ったよね。そういう人は本当は心の弱い人なんだ。自分の非を認めて
　　　しまうと心が脆いから、折れてしまうから、そのストレスに耐えられないから、
　　　そうなる前に何が何でも、そのストレスを跳ね返そうとしている。何にも悪くない　　
　　　周りの人はひどい目に遭うよね。でも気にすること無いんだ。それは車の当て逃げ
　　　と同じで悪いのは向こうなんだ。」
リーナ　「でしょ。そういうキレやすい人がそばにいる場合どうすればいいの？」
D君　「その人の本質を見抜くんだ。表面に騙されてはいけない。心の内側は違うんだ。
　　　ちょっと考えて見てほしい。もしその人が心の内側も強い人だったら、自分のせい
　　　で失敗した場合、素直に自分の非を認めると思うんだ。」。。。。
リーナ　「どうして？」。。。。
D君　「だって、その人は鋼鉄のように強いハートをもっているから、外部から矢が飛ん
　　　　で来ても突き刺さらない。でも藁のように弱いハートだったら、突き刺さる前に
　　　　鋼鉄製のバリケードで防ぐんだ。だからキレやすい人は本当は弱い人なんだ。
　　　　「弱い犬ほどよく吠えるってね。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく