暖かく無関心なホッとする人(P君)2547話

 午前11時10分、
アリスちゃん 「プーさんって、普段から料理するの?」
プーさん 「そうだね。一人暮らしだから割とやる方かな。」
アリスちゃん 「結婚してもたまには作ってね。」
プーさん 「もちろん。」


ゲンP 「焼き芋の味はどうだった?檜山。」
檜山 「うん、焼き芋屋で買ったのと同じ味。この味は家庭では作れないよ。」


リーナはミカちゃんと一緒にD君の所にいた。
D君 「ミカちゃんも遠慮しないで、どんどん食べてね。遠慮してると、お姉ちゃんに
   みんな食べられちゃうよ。」
リーナ 「食べないよ。全部なんて。」
                                   つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)2546話

午前10時45分、リーダー達は田中さん達とD君の鉄板の所にいた。

D君 「ガッキー、食後のデザートに、いいものがあるよ。」
ガッキー 「なに、いいものって。私にとっていいものはあれだけど。」


D君 「そうあれ。ハーゲンダッツのアイスがあるよ。」
ガッキー 「ワオ。サンキュー。」


イノッチはサッシーと二人だけで食べていた。D君はこの間の日曜日の礼拝にまいやんが
来なかったときに、イノッチがサッシーと出会えて良かったと思っていた。なんでも
タイミングが大切なんだ。好打者はベストタイミングでボールをジャストミートするから
ヒットになるんだろう。と思いながら肉を焼いていた。


まいやん 「だから剛君といるとホッとする。」
剛君 「それはどうも。」
まいやん「私に告白してきた人は自分はイケメンだと思っているらしく、まさかフラれる
     とは思っていなかったらしく、そのあと落ち込んじゃってね。」
剛君 「その人とはよく会ってたの?」
まいやん 「ううん、高校の時のクラスメイトで同級会で会うだけだった。私は女子大
      だから1年に1度会うだけだった。」
剛君 「1年に一度会うだけなら、つきあいたいとはだれも思わないよ。」
まいやん 「だから毎週教会で剛君と会えるのが楽しみで。」
剛君は心臓がドキドキした。


リーナは檜山の所に行った。
リーナ 「そろそろ焼き芋が焼けたんじゃない?」
檜山 「そうだね。」二人が焚火の石焼き芋のところに行くと、ゲンPもついてきて
、、、、、、、、、、、、、、、、
ゲンP 「火傷したら大変だから、僕が様子を見るよ。」、、、、、、、、、、、、、、
ゲンP「あつつ。」ゲンPがアルミホイルを剥くと、ホクホクのさつまいもが出てきた。
檜山 「味見してみて。」
ゲンP 「うん。」「熱!」
檜山 「大丈夫?」
ゲンP 「熱いけど味は最高だよ。」
                                    つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)2545話

 午前10時10分、肉や野菜が焼けてきたので皆は割りばしで取って、紙のお皿にとって
焼き肉のたれにつけ食べ始めた。プーさんとゲンPとD君が鉄板担当だった。
プーさん 「安いよ、安いよ。」
アリスちゃん 「えっ、お金を取るの?」
プーさん 「一応500円だけど、アリスちゃんはタダだよ。」


檜山 「早く、石焼き芋焼けないかな。」
ゲンP 「焼き芋が焼けるまで、ここで肉でも食べない?」
檜山 「そだね。」


イノッチ 「サッシーは焼き肉が好きだったよね。」
サッシー 「うん、だから今日は嬉しくって。女子だけでバーベキューをやるなんて聞い 
      たことない。やっぱりバーベキューは男性が焼かないとね。」


剛君 「まいやんはバーベキューとかよくやるの?」
まいやん 「このあいだ教会の礼拝を休んだでしょ。その日は前から知り合いだった男性
      に誘われて女友達もいれて4人でバーベキューをしたんだけど、、、、」
剛君 「したんだけど、どうしたの?」
まいやん 「女友達がいないすきに、いきなり「前から好きだったんだ。僕とつきあっ
      て。」なんて言ってくるから、それから気まずくなって早く友達帰って来な
      いかなばっかり考えていた。」
剛君 「それは大変だったね。」
まいやん 「だから今日は楽しくって。バーベキューは楽しく食べるところだからね。」


                                    つづく