暖かく無関心なホットする人(P君) 56話

 1月16日(月)、6時ごろ目が覚めたD君は、昨日は夢のような一日だったな。と思っていた。また今日から、日常が始まるんだと思うと、マラソンランナーがスタートライン
につくように気が引き締まった。今日もスケジュールどおりに行動しよう。
 6時 起床、 6時30分までに洗顔、ひげそり、着替え、出かける準備をすませ、
6時30分から朝食の準備と料理、7時からNHKニュースを見ながら朝食、8時30分出勤
9時から会社が始まる 夕方5時に会社が終わる、終わったら出来るだけ早くアパートに帰る、帰ったら夕食はコンビニ弁当などですます(時短)、7時からは聖書の預言書をできるだけ一気に読む(長い場合は除く)、11時には寝る。まるでスプリンターのようなストイックな生活だが、去年の教会クリスマスから、この生活をしているせいか、これが
普通になってきた。おかげで、もう聖書の半分が読めた。このペースだと恐ろしく早く
読み切ることが出来る。と思った彼はスプリンターのようにスタートした。


                                つづく