暖かく無関心なホッとする人(P君)1876話

 7時、リーナを起こす時間だ。D君は寝ているリーナの肩口に出来るだけ近づき
あぐらをかいて座り、両手の手のひらを上に向けて、リーナの後頭部と背中に
差し込み「よいしょ。」と持ち上げた。座った姿勢でグラグラしているリーナを
彼は横から抱きしめ左耳に囁いた。
D君 「リーナ、朝だよ。」
リーナ 「うーん、むにゃむにゃ。」
D君 「だめだ。もっと強く抱きしめよう。」/////////////
リーナ 「あっ、うーん、ディーン好き。」
D君 「リーナ、おはよう。」
リーナ 「強く抱きしめると、目が覚めるし、体がシャキーンとする。ちょっと
     シャワーに行ってくる。」
                                つづく