暖かく無関心なホッとする人(P君)2510話

 午後1時20分、
リーダー 「ところで10月の第一日曜つまりイベント青年会の事なんだけど、10月は
      バーベキュー大会の予定なんだ。それでみんなに聞くんだけど、場所は
      この間と同じところでいいかな?」
皆    「賛成。」
リーダー 「たしか檜山のリクエストでサツマイモをアルミホイルに巻いて、河原で焚火
      をして焼き芋を焼いて食べたら美味しいんじゃないかな。」
檜山   「そうです。」
イノッチ 「それはいい。それは本当の石焼き芋ですね。」
剛    「バーベキューに適した季節ですよね。」
サッシー 「えっ、なに青年会ではバーベキューもするの?」
リーナ  「そうですよ。」
サッシー 「最高。」
                                     つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)2509話

 午後1時15分、
リーダー 「そうなんだ。あだ名があるとないとでは大違い。なによりあだ名で人から
      呼ばれると、その人に対し「垣根」が取り払われるようで親しい気持ちに
      なる。」
D君 「そうですね。ため口と似てますね。「ため口」で人から話されると断れない
   ように、あだ名で呼ばれると、その人がグッと近く感じる。」
イノッチ 「わかります。僕の本当の名前は竹内和彦です。けど最近ではイノッチって
      呼ばれることが多くて「自分の名前はイノッチなんだ。」と思うように
      なってしまって。」(笑)
リーダー 「別に気にすることなんかないよ。誰にも迷惑を掛けていないんだから。」
イノッチ 「そうですよね。」
リーダー 「竹内和彦って言われるのとイノッチって言われるのの違いってどうなの?」
イノッチ 「そうですね。竹内和彦って言われると、真面目で面白みがなくて勉強は
      できるんだけど友達が少ない根暗で、世の中の目を気にしている感じ。
      でも、イノッチって言われると、勢いがあって社会の目を気にしない冒険
      ができる人みたいな感じです。」
                                    つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)2508話

 午後1時10分、
今井優子 「さっしーいいですね。今日から私の事さっしーって呼んでください。」
アリス 「ここでなら言えるけど、会社では今井先輩のことを「さっしー」だなんて
     言えない。」
檜山 「当たり前でしょ。会社では今まで通り今井先輩でいいから。」
D君 「ハイブリッドだね。」
リーナ 「ハイブリッド?」
D君 「そう、ハイブリッド。ハイブリッド車はガソリンでも電気ででも走れるよね。
   だから会社では今井先輩、ここでは「さっしー」なんだ。」
檜山 「私も前は会社でもどこでも三井京子しか名前がなかったけど、今は檜山っていう
   別の名前があるから、なんか余裕がある感じ。会社とかで失敗して凹んでも、
  「私には別の人格があるんだ。檜山に変身てな感じで前より人生が楽しくなった。」


                                     つづく