暖かく無関心なホッとする人(P君)2544話

 午前10時5分、
リーダー 「これで全員揃ったね。17人という大人数だから鉄板も三枚あるから、焼け  
      た順にどうぞ。」
D君は3個のクーラーボックスを開いた。1個は肉用、1個は焼きそば用、1個は野菜用、
残りの1個には食後に食べようと思っていた、アイスクリームを入れておいたので開けなかった。鉄板にはサラダ油が引いてあった。
D君 「リーナとミカちゃんも焼くのを手伝って。」
リーナ、ミカちゃん 「OK。」
檜山 「リーナ、さつまいもも買ってきた?」
リーナ 「それはもちろん。さつまいもだけは焚火の上で直接焼くんだよね。」
プーさん 「リーナ何個さつまいもはあるの?」
リーナ 「ええっと、10本ぐらいかな。」 
プーさん 「それを渡してくれないかな。アルミホイルに包んでこの大きい石の上で焼く
      んだ。」河原の大きい石が焚火の火で熱くなっていた。
リーナ 「これはリアル石焼き芋ね。」
プーさん 「まあね。」
                                    つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)2543話

 午前10時、キャンプ場は天気も良いせいか人でいっぱいだった。D君達は青年会の皆が
集まっているところに来ると、もうすでに火を起こしてバーベキューセットが3セット立っていた。D君はすぐ1セットはバーベキューが趣味なプーさんのだと分かった。
プーさん 「遅い遅い、大輔。」
D君 「わるいわるい、道が混んでてさ。」
プーさん 「こんな絶好のキャンプ日和はないから、混むに決ってるだろ。ああ腹減った
      、食料を早く鉄板の上に置いてくれよ。鉄板も胃袋もスタンバっている。」
D君 「OK。」
                                    つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)2542話

 午前9時55分、D君とリーナ、ミカちゃん、ナーちゃん、まいやんの5人が乗った
インプレッサは川井キャンプ場の駐車場に着いた。駐車場にはリーダーの白いプリウス
、乗ったのはリーダーとガッキーと剛君、
イノッチの黒いフィット乗ったのはイノッチとサッシー、プーさんの黒いオデッセイ、乗ったのはプーさんとアリスちゃん、ゲンPの白いノア、乗ったのはゲンPと檜山、
丸山さんと松山さんと田中さんはそれぞれ自分の軽乗用車で来ていた。一番最後に来たのがD君たちだった。D君が車のトランクを開けると、D君が2個のクーラーボックスを持って、残りの2個をリーナとミカちゃんが1個ずつ持って河川敷のキャンプ場に向かった。
、、、、、、、、、、、、、、、、D君はリーダーを発見した。
D君 「すみませんリーダー、遅くなっちゃって。」
リーダー 「だいじょうぶだよ。ぎりぎりセーフ。」
                                    つづく