暖かく無関心なホッとする人(P君)2836話

 午後2時20分、
Bさん 「さっき唐沢君の一人暮らしの話がでましたが、アブラハムの親との決別という
    のと、ほんのちょっと似ていると思います。ほんのちょっとですけど。これは
    スタートに過ぎませんが、これができないと親との決別なんてできないと思いま
    す。それが出来ると次々にこの世界の欺瞞に気が付きます。まず日本を支配して
    いる仏教と進化論の欺瞞、これがどうして蔓延っているかというと、その背後に
    そのことで生活している人々がいるからです。それは住職と科学者です。彼らの
    ために生きるなんてゴメンです。でもほとんどの人は自分の大事な人生を犠牲に
    して彼らと付き合っていることに気が付いていません。
                                    つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)2835話

 午後2時10分、
リーダー 「まあまあ、みなさん恋愛話で盛り上がっているようですけど、
      他の話をしたい人はいますか?Bさん何かありますか?」
Bさん 「そうですね。最近よく思うことですけど、みなさんは「何となく
    こうなんじゃないか?一般的にはそういわれているけど、それは一部の
    人にとって都合がいいからそういわれているだけで、本当は違うんじゃないか?
    って思うことってありませんか?」
リーダー 「それはよくあるね。」
Bさん 「ですよね。クリスチャンになってから、以前はそう思っていたことを蓋の中に
     閉じ込めていたのが、その蓋が外され、それらの疑問が表に飛び出し、こんな
     物を以前は大事にしていたのか?と自分が情けなくなりました。例えば仏教の
     ことですがクリスチャンになる前は何となくよくわからないけど、とりあえず
     日本に住んでいる以上大多数の人が仏教だから「それでもいいか、」なんて
     軽い気持ちでしたから瓶の中に何が入っているかも考えないで宝物のように
     大事に持っていました。でもその瓶の蓋を取って中の物を見てみるとこの場合
     は仏教ですが、今まで大事に持っていた物は「すべて人間が考えた物で決して
     神様から与えられたものではなく、人間がこうだったらいいのにな。という
     とんでもないゴミだったのです。そんなものを今まで大事に持ち歩いていた
     自分が情けなくなりました。その時思いました。もしクリスチャンになってい
     なかったら、その蓋を取って中身を確かめようとは決して思わなかったでしょ
     う。どうしてかというと「その蓋は決して取ってはいけない。」という一種の
     命令に支配されていたからです。じゃあその命令をして支配していたのは誰か
     ?というと両親だと思います。「アブラハムは父の家を離れ」と書いてありま
     す。これは単なる物理的な問題ではなく、心理的な問題です。親離れとよく言
     われますが、実際には完全な親離れをした人は少ないと思います。大体の人は
     物理的に経済的に親から自立を目指して、それが実現すると「俺も親から自立
     して大人になったな。」と安堵しているかもしれませんが、心理的宗教的には
     子供のままで親の命令に支配されたままです。アブラハムの立派なところは
     その時、親と対立して「俺はこの土地カルデラのウルの偶像が神であるとは
     思っていない。両親は俺にもカルデラのウルの信仰を持つように勧めるが俺は
     そんなバカげたことはしない。あんな偶像が神であるわけがない。俺は俺を
     創造した真実の神を求めて旅に出る。」と言って親と決別した。対立ではない
     。対立だったらいつか和解して元に戻ってしまう危険性がある。彼は決して
     元には戻らない親との決別を選んだ。彼の迫力に押され父親と甥がアブラハム
     について行った。これが日本人がクリスチャンになるお手本です。話が飛びま
     したが、どうして親から心理的に宗教的に自立できないかというと、瓶の中
     にしか自分の生きる世界はないと誤解しているからです。私は仕事柄よく海外
     に行きますが、その土地の人間になったつもりでいます。そうすると日本人
     という枠から解放されます。だから若い時とくらべて考え方が国際的というか
     柔軟性ができ、瓶の中、仏教のことですが、そこから飛び出しても生きる世界
     はいくらでもある。という本当の自由を手に入れました。だからD君の勧める
     教会に行ってみようと思ったんです。
                                    つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)2834話

 午後1時55分、
リーナ 「コウちゃんは一人暮らしなの?」
コウちゃん 「ええまあ、そうですけど。」
リーナ 「キムタクは一人暮らしで家事全般が出来て、ルックスはバッチリだし
     これ以上なにが不服なの?今だから言えるけど、サッシーは俳優のキムタクの
    大ファンだったの。もし彼女が結婚していなかったら無理やり取られちゃう。」
コウちゃん 「そうだったんですか?」
リーナ 「彼の何が不服なの?」
コウちゃん 「彼よりもっといい人が現れるんじゃないかと?」
ガッキー 「いいこと教えてあげようか。私も前はコウちゃんと同じように思っていたけ
      ど、スーパーで売っているリンゴの事を思ったの。」
コウちゃん 「リンゴ?」
ガッキー 「そうリンゴ。スーパーで売っている美味しそうなリンゴから先に売れていく
      よね。もしそれを見つけても「後で買えばいいや。」なんて思ってその場を
      離れたらどうなると思う?」
コウちゃん 「それは危険。」
ガッキー 「だよね。他の人に取られるよね。待ってなんてくれないよね。人もそれと
      同じ。いい、よく聞いて。だいたい9割の男性はイケメンじゃないの。
      イケメンだと思ったら、だいたい彼女がいると思って。彼のようにイケメン
      でフリーの人なんてうんと珍しいの。彼を見逃したら彼以上の人なんて現れ
      ないよ。」
                                     つづく