暖かく無関心なホットする人(P君) 601話

 午後5時45分、D君はリカちゃんの家の台所にいた。リカの母親が言った。「家の
お父さんはカレーが大好物で日曜の夜はカレーと決まっています。OOさんもカレーが
好きなんですね。」「ええ、辛い物が全般に好きです。この間は激辛カレーを作ろうと
してカレーに唐辛子を入れたら、さすがに辛すぎました。」「うちの主人も辛い物が
好きですが、OOさんには負けますね。あんまり仲良くしていると里香に嫉妬されます
からこの辺で止めましょうね。」その時、リカは食事のテーブルを片付けていた。
「もしもし、二人の会話よく聞こえるんですけど。」「OOさん、里香にお返しします。」「お父さんは辛口のカレーが好きなんですね。それだったらジャワカレー中辛が
ちょうどいいと思います。それでニンニク、玉ねぎを多めにして、ニンジン。じゃがいも
を少なめにすると辛くなります、ジャガイモを入れないと更に辛くなります。仕上げに
ドライカレーのとき使うSBカレー粉を入れると辛くなります。もっと辛くて美味しい
カレーを作ろうと現在進行形です。目標はカレー屋のカレーです。」「すごいですね。
よくそこまで研究しましたね。」「いえいえ、リカちゃん、すみませんつい何時も言っている呼び名が出てしまい。リカさんもすごく料理に詳しいですね。」「そうですね、
あの子の趣味は料理と言っていますから、うちで一番上手いかも知れません。、、、、
里香、テーブルの用意が済んだら台所に来て、バトンタッチして。」
                                   つづく