暖かく無関心なホッとする人(P君)2637話

 午後5時30分、Bさんは何時ものようにマンションの前にある、ラーメン屋に入り
そこで夕飯を、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
食事を済ませ、会計を済ませ、足早にBさんはマンションの自分の部屋に戻った。
午後6時30分、Bさんは早速ノートパソコンに向かい、さっき読んだ本3冊の内容をまとめ
ることにした。「仏教は全てフィクションだった。あなたはそれでも信じますか?」
をタイトルにすることにした。日本人は自分自身を知的だと思っている人が多いし、
欧米に憧れをもって色々な点で追従しているが、宗教の点だけはまるで江戸時代で時間が
止まったように、その時代に閉じ込められたようだが、よく歴史を読めば、明治維新で
古い幕府の法律は葬り去られ、新しい世界に通じる法律ができた。なのになぜ今だに仏教
が大きい顔をして、この国にはびこるのか?Bさんは一つの理由がわかったような気がした。それは日本が島国だということだ。どんなに他国からバカにされても、それで信仰を
変えなくても特に困ったことはない。それより近所の人の目が気になる。他国の知的な人
より近所の愚かな人の機嫌を取るなんて、こんなバカげたことはない。とBさんは思った。


                                    つづく