「三人の神「我々」のうちの一人の神」

 キャッチャーはプレイングマネージャーと言われる。野球の監督の
指示通りに動き、監督の信頼感は絶大。ピッチャーが監督の指示した
ボールを投げることを嫌がっている場合、キャッチャーはピッチャー
に何とかして監督が支持したボールを投げるように説得する。
 このキャッチャーのような「我々」のうちの一人の神がいる。この
方は父なる神様の頼りになる相談相手、天地創造の時から(神の霊が
水の上を動いていた)まだ地球が出来る前から存在していた。また
人間を創るとき父なる神様に相談を持ち掛けられ「我々に似せて人を
創ろう。」と言われました。それでそうすることにしました。
 そして聖霊様はイエスさまがヨハネからバプテスマを受けるとき
~神の霊がハトのように御自分の上に降ってくるのをごらんになった
~とあるように、父なる神様のもとを離れ、地上にいるイエス様の元
に降ってきた。それからイエス様はいつも聖霊様と行動をともにした。
まるでピッチャーとキャッチャーのバッテリーのような関係だった。
 またイエス様がゲッセマネの園で父なる神様の願い「イエス様が
十字架上で死ぬこと」を何とかして回避できるよう嘆願した。しかし
その願いも、むなしく聞いてもらえなかった。もう八方ふさがりで
困り切った時、キャッチャーのような聖霊様はマウンドに歩いて行き
ピッチャーのようなイエス様を慰め、「あなたの悲しみはよくわかる
、わたしはどんなことがあっても、あなたの味方だ。」と優しく語り
ようやくイエス様は十字架に向かって歩いていく決心をした。
 いつも聖霊様は父なる神様の願いを子なる神様(イエス様)が行動
できるように父なる神様の側に立っていた。