暖かく無関心なホッとする人(P君)2527話

 午後5時30分、二人の乗った車はイノッチがよく来る焼き肉屋に着いた。車から降り
、、、、、、、、二人は店に入っていった。
店員 「いらっしゃいませ。お二人ですね。こちらにどうぞ。」、、、、、、、、
二人は案内された席に着いた。
店員 「何になさいますか?」
イノッチ 「焼き肉定食2人前。」


日曜日の夜だったので、しばらくして満席になった。
サッシー 「いい。この雰囲気。久しぶり。」
イノッチ 「何がですか?」
サッシー 「だって男の人と外食するのなんて、結婚紹介所が人為的にセッティング
      しただけで、ぜんぜんときめかないし、何を食べているかわからない。
      高いお金を出しておいて紹介されるのは、言っちゃ悪いけど恋愛結婚
      できなかった人でしょ。」
イノッチ 「そうだよね。」
サッシー 「イノッチといるとリラックスできるし、自が出せるというか、自分のまま
      でいられるの。それって大切なことだと思うの。さっき言ったけど無理して
      背伸びして、実際の自分以上の人を演じると疲れちゃうの。それが婚活疲れ
      だと思うの。」
                                    つづく