早朝6時55分、ここまで読んでD君の思ったことは、ほとんどのユダヤ人は一部の人々
（彼らは学のない人が多く、律法やモーセの十戒をよく知らず、熱心なユダヤ教徒の様に律法にこだわらない人が多かった。）を除いて、二回目の十戒石板の「あなたには、私の
ほかに神があってはならない。」という戒めを守らないイエス様が憎くてしょうがなかった。よく聖書を読めば、十戒にはオリジナルバージョン（モーセは神直筆の十戒石板を
貰ったが、山から下りユダヤ人達が偶像礼拝しているのを見て、怒り狂いそれを地面に
叩きつけ砕いてしまった。）と二回目の十戒石板（こちらは神からモーセが聞いた文章
を、モーセが石板に書き綴ったもの。だからこの二つは内容が違う可能性がある。）
があることがわかるのに、イエス様を憎んだユダヤ教徒らは二回目の十戒石板にこだわり
、それを守らないイエス様を目の敵にして、何としても抹殺したかったことがわかった。
D君は聖書のキーポイントは出エジプト記にあると思った。このヨハネの福音書を読み終わったら、次は出エジプト記を読んでみようと思った。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく