暖かく無関心なホッとする人(P君)2460話

 午後6時30分、夕飯の「月を見るきつねうどん」が出来たので、二人は食卓に着いた。
D君 「それじゃあ、感謝の祈りをしてから食べよう。~~~~~~~~~~~~~~~
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~アーメン。」
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D君 「あーうまい。イノッチのことが、こんなに早く祈りが聞かれるなんてね。。。。
   ところで、今度の日曜日に教会に来るリーナの先輩OLってどんな人?」。。。。
リーナ 「うーん、外見はそんなに美人じゃない、どこにでもいるタイプ。でも先輩OL
     の中ではまだ後輩の面倒見のいい方だと思う。」。。。。。。。。
D君「それじゃあ前言っていたトラブルメーカーというお局さんとは違うタイプだね。」
リーナ 「そう、その人がトラブルメーカーのお局さんと、私たち3人組の間に入って
     くれるから、なんとかやっていかれると思う。」。。。。。。。。。
D君 「じゃあその人がエンジンオイルみたいな存在だね。」。。。。。。。。
リーナ 「エンジンオイル?」。。。。。。。。
D君 「そう。エンジンオイルがエンジンの中に入っているからエンジンの金属部品同士
    が擦れても熱を帯びて変形しないで済んでいるんだ。もしエンジンオイルが
    無くなったら、大変なことになるよ。」
リーナ 「無くなったらどうなるの?」。。。。。。。。
D君 「その時はものすごい高温になってエンジン部品同士が解けて癒着して、当然
   エンジンがダメになるから、車もストップする。」
リーナ 「こわっ。」
D君「だからガソリンスタンドに行くと、ときどきエンジンオイルの点検をするんだ。」


                                    つづく