暖かく無関心なホッとする人(P君)2405話

 朝6時、D君は起きた。起きてすぐ行動できる彼だった。まあ5時頃から明るいから
実際はもっと早く起きていただろう。今日は日曜日だからリーナを起こすのは8時で
よかったんだ。彼は脱衣所に行き、、、、顔を洗い、今日教会に着ていくTシャツと
ブラックジーンズに着換えた。それから台所に行き、、、、冷蔵庫から麦茶を出し、
コップに注ぎ飲んだ。最近よく熱中症予防に水分補給が大事とを言うが、TVで印象
に残ったのは、仕事柄50度近いボイラーの前にいる人は休憩時間にコップの中に麦茶
を入れ、ここまでは普通だけど、その中に梅干しを入れて塩分も一緒に補給していた。
それと牛乳も汗で失われたミネラル補給ができていいそうだ。だから銭湯から出た人は
牛乳を飲むのだろう。また味噌汁の塩分濃度は汗の塩分濃度に近いそうだ。そんなこと
を考えながら、リーナを起こさないように扇風機の風を浴びながら静かに麦茶を飲んで
いた。
                                   つづく