暖かく無関心なホッとする人(P君)2392話

 午後2時、
アタナシウスが皇帝に提案したこの考えに、激しく反対したローマ帝国の議員アリウス
(聖書理解にすぐれていた。)は裁判に負け、アタナシウスが提出した案(三位一体説)
が勝った。今の日本の政治と同じ、数の力で法案が可決するので正しい方が勝つとは
限らない。裁判に負けたアリウスは政府によって実際とは違う人物像に書き換えられ、
聖書的な考えではない異端者にされてしまった。だが変だと思う。アリウスは聖書を
熟読して三位一体説に反対していたのに、それとは関係ない事まで、本人は聖書的だったのに多分本人がそう考えていなかったであろうことまで、政府によって書き換えられて
しまった。ローマ帝国政府は皇帝の名誉の為だったら何でもやるんだ。とD君は思った。


                                    つづく