暖かく無関心なホッとする人(P君)2370話

 午後12時40分、リーダー達が帰って来た。
リーダー 「ただいま。みんな前の方に来て自分が頼んだ物を持って行ってください。」
皆がそれぞれ頼んだコンビニ弁当を取りに来て、自分の席に帰って行った。
リーダー 「それじゃ代表して食事の感謝の祈りをします。~~~~~~~~~~~~~ 
      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~アーメン。」
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D君 「さっきリーダー達がいない間、僕がリーダーの代わりに話を回しておきました。
   ただし恋愛の話題は抜きにしておきました。でないとリーダー達が帰ってから、
   もう一度同じ事を話すことになりますから。」。。。。。。。。
リーダー 「気を利かせちゃって悪いね。じゃあみんな揃ったところで恋愛の話題を始め
      よう。なんて堅苦しいよね。早い話、プーさん達とゲンP達の恋話をみんな
      知りたいんだ。ここからはD君の方が聞き出すのが上手いからバトンタッチ
      かな。」。。。。。。。。
D君 「まるで芸能リポーターみたいですが、バトンタッチされたんでリポートします。
   噂によると昨日の土曜日にゲンPと檜山はスケートデートしたそうですが本当です
   か?」。。。。。。。。
聡 「参ったなあ。(顔が赤くなる。)本当だよ。」。。。。。。。。
檜山 「まあね。私たちもそう若くないからね。だって35歳と28歳だから結婚して当然
    の歳だからね。」。。。。。。。。
D君 「ということは檜山はゲンPからのプロポーズを待ってるって言うことですか?」
檜山 「当然じゃない。」。。。。。。。。
聡(ゲンP)は驚いて親友の大輔(D君)に助けを求めた。大輔の耳元で囁いた。「檜山
がああ言っているけど、俺どうしたらいいんだ?」大輔も聡の耳元で囁いた。「どこで
プロポーズしょうとか。何時しようとか。自分でシチュエーションを決めちゃだめなんだ
。自分の気持ちが盛り上がっていても、相手の気持ちが冷めている時にプロポーズしても
上手くいかないよ。そうじゃなくて恋人相手の気持ちが盛り上がってプロポーズしてほし
時にプロポーズすれば100%OKしてくれるよ。」
聡 「えーー!!そうなの?まだ二人で付き合い始めたばかりだよ。」
D君 「そんなこと関係ないよ。自分のことより檜山はもう28だよ。聡に結婚する気が
   無いなら付き合いをこれで終わりにしたいんだ。早くその事を知らないと無駄な
   時間を過ごすことになるからね。」
聡 「だって、結婚指輪も準備していないんだよ。」
D君 「それはTVドラマの見すぎだよ。そんなの無くてもいいから、今すぐプロポーズ
   するんだ。」聡はゴクリと唾を飲み干し、檜山に近づいて行った。
                                    つづく