暖かく無関心なホッとする人(P君)2315話

 午後5時55分、D君のインプレッサは二人を乗せてアパートに着いた。🚙ーー
ーーーー階段を上りーーーーーーD君が204号の玄関ドアのロックを解除し中に入った。
リーナ 「寒。」D君は電気をつけーー寝室のエアコンを20度に設定してONにした。
リーナは買い物を食卓に置き、冷蔵庫から玉ねぎを出した。それから炊飯器に米と水を
設定してONにした。現時間、午後6時5分。
D君 「わかった。」
リーナ 「えっ、何が?」
D君 「スペシャルメニュークイズだよ。」
リーナ 「答えがもうわかったの?」
D君 「そう、今晩はクリームシチューでしょ。」
リーナ 「正解、どうしてわかったの?」
D君 「だって、じゃがいも、人参ときて、肉団子用の豚挽き肉だから簡単すぎるよ。」


                                    つづく