暖かく無関心なホッとする人(P君)2312話

 午後12時、リーナは会社のデスクから立ち上がりーーーー給湯室に行った。
アリスちゃんと檜山も給湯室に行った。ここで3人でおしゃべりするのが日常だった。
リーナはそれとなく、彼女たちの付き合いがどこまで進んでいるか知りたかった。
リーナ 「アリスちゃん、最近なんか嬉しそうだね。」
アリス 「そうなの。毎日プーさんからメールがくるの。」
リーナ 「へー、そうなの。」
アリス 「昨日なんて3通も来たんだ。」(嬉しそうに笑いながら)
リーナ 「よっぽどアリスちゃんのことが好きなんだね。」
アリス 「それでねえ聞いて。私の趣味が油絵を描くことだってメールに書いたら、
     今度の土曜日に一緒に美術館に行こうって書いてきたの。」
檜山 「それでどう返事したの?」
アリス 「もちろんOKした。」
檜山 「いいなあ。ゲンPはオタクっぽいから、恋愛に奥手だから私の方がリードしな   
    きゃいけないのかな?」
                                   つづく