暖かく無関心なホッとする人(P君)2303話
午後6時45分、
リーナ 「ディーン、夕飯が出来たよ。」
D君 「サンキュ、サンキュ、家でカツ丼を作るのは大変だったでしょ?」
リーナ 「そうでもないよ。それよりナイスタイミングでカツ丼って言ってくれて
助かった。」
D君 「えっ、なんで?」
リーナ 「だって豚肉が残ってたでしょ。早く食べないと賞味期限が来ちゃうから
どうしようと思ってたの。」
D君 「そうか。それより早く食べよう。お腹がペコペコだよ。それじゃ、お祈りします
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~アーメン。」
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リーナ 「ごめんディーン。」
D君 「何が?」。。。。。。。。。。。。。。。
リーナ 「なにか気が付かない?」。。。。。。。。
D君 「全然わからない。」。。。。。。。。
リーナ 「じゃあよかった。あのね豚肉がカツ丼にしては薄いと思わなかった?」
D君 「そういわれて見ればそうかも知れない。でも言われるまで気が付かなかった。」
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リーナ 「美味しい?」
D君 「美味しいよ。僕も料理が好きだからわかるんだけど、そのメニューを考えた最初
の人には、この料理はこうしなきゃいけない。なんて決まりはなかったはずだ。
だから料理は自由なんだ。こうしなきゃいけないなんてルールは無いんだ。
僕はカレーを作るのが好きで、はじめのころは料理本どうりに作っていたけど、
それはこの人の好みの味なだけで、他人はもっと辛いカレーが好きかも知れない
だから自分好みの味にするまで色々やったよ。で、今現在のベストカレーが実家
で作るカレーなんだ。でも、これからもっと美味しくなるかもしれない。」
つづく
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