暖かく無関心なホッとする人(P君)2277話

 7時、リーナを起こす時間だ。D君は寝室に戻りーーーーベッドで寝ているリーナの
出来るだけ傍に胡坐をかいて座り、後頭部と背中に両手を差し込み息を止め「よいしょ」
と彼女を持ち上げ、座った姿勢にした。上半身がグラグラしないよう横から抱きしめ、
左耳に囁いた。
D君 「リーナ、朝だよ、起きられるかな?」
リーナ 「うん、おはようディーン。昨日早く寝たからね。シャワーに行ってくる。」


                                   つづく