暖かく無関心なホッとする人(P君)2270話

 11時20分、
D君は時間があったので続けて考えた。人は絶体絶命にならないと変わらない者だ。
自分の事をを考えて見るとそうだった。29歳になって毎日のように「あとOヵ月で30歳
になってしまう。」と考え歳を取るのが嫌でたまらなかった。結婚した今は歳を取る事が
苦にならなくなった。それだけでも精神的には良い事だと思う。あと数か月で30歳になる時、今までの生き方では結婚も出来なくなると思い、ナンパをやめ、理想が多すぎる
のもやめ、一点のみにこだわって結婚相手を見つけようと思った。その一点とは
ズッキューンとなる人と結婚すること、相手の事は何も知らない。でもそれさえあれば
その他の嫌なことがあっても、相手をフォローして助けてあげたくなる。結婚ってそういう物だと思う。ズッキューンとなる人と結婚できれば、例えるなら100点貰ったような物
。でその人に欠点が見つかったとして、それが-20点でもトータル80点。もし性格に欠点
が無い人でもズッキューンって来ない人でどこにでも居そうな外見が60点の人だったら
ムリして結婚しなくてもいいと思った。ナンパはあまりにもその時ちょっといいと思うだけで、もっと好みの人が現れたら嫌になってしまう。そんなわけでナンパはヤメタ。
結婚相手に条件をつけるのもズッキューンとくる勘を鈍らせるだけだからヤメタ。30歳の誕生日はそんなことを考えていた。そうしたら35歳のとき、ズッキューンとくる
どストライクのリーナと出会えた。
                                    つづく