暖かく無関心なホッとする人(P君)2243話

 午後12時15分、婦人会の方々が作った「お節料理」が大きいお皿に一人分ずつのせて
並べられ、お雑煮も並べられた。青年会の他のメンバーも席に着いた。
リーダー 「ガッキー、わるいんだけど皆にお茶を入れてくれないかな。」
ガッキー 「わかった。」
 午後12時20分、
リーダー 「みんな席に着いたね。それじゃ感謝のお祈りをします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~アーメン。」
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D君 「隆一、そんなに急いで食べなくても、、、、」
隆一 「こんなにうまい物を食べるのは久々だよ。正月も実家に帰らなかったからね。」
アリス 「かわいそう、プーさん。こう見えても結構料理が得意なんだ。今度プーさん
     に美味しい物を作って食べさせてあげる。」。。。。。。。。。。。。
隆一 「えっ、いいの?わるいね。嬉しいよ。」。。。。。。。。。。。。。。
檜山 「ゲンPは正月、実家に帰ったんだよね。」。。。。。。。。。。。。
聡 「うん、まあ。日帰りだけどね。」。。。。。。。。。。。。。
檜山 「でも、「お節」食べたんだよね。」。。。。。。。。。。
聡 「うん、まあ。お袋が食べろ食べろ、うるさくてね。あげくの果ては、泊っていけ
   ていうから、逃げるように車に乗り込んだよ。」。。。。。。。
檜山 「面白いお母さんね。ところでゲンPの実家ってどこなの?」。。。。
聡 「埼玉の熊谷だよ。」。。。。。。。。
檜山 「ああ、あの暑くて有名な熊谷。」。。。。。。。。。。。
聡 「夏は地獄だよ。」。。。。。。。。
檜山 「じゃあ、夏以外のとき実家に行きたいな。」(この発言には聡の方がドキドキしたが、大輔のアドバイスにしたがって喜びを顔に出さないクールな男を演じていた。好き
ですオーラを出してしまうと、相手の人は恋が出来なくなる。せっかくここまで上手く
来てるから、もうしばらく檜山に片思いをさせてあげようと思った。)
聡 「ああ、いいよ。」
                                     つづく