暖かく無関心なホッとする人(P君)2213話

 8時、リーナを起こす時間だ。リーナは爆睡しているけど、今日は休日だけど、いくらなんでも起きなきゃ。仕方ない何時ものように無理やりにでも起こさなきゃ。彼は寝室に行きーーーーダブルベッドに寝ているリーナに、出来るだけ近づいてあぐらをかいて座り
、後頭部と背中に両手を差し込み息を止め、「よいしょ」っと持ち上げ、座った姿勢にし
、そのままだと体がグラグラするので横から抱きしめ、左耳に囁いた。
D君 「リーナ、朝だよ。起きて。」ダメだ爆睡している。旅行で疲れたんだろう。」
   彼がもっと強く抱きしめたら、
リーナ 「おはようディーン。今何時?」
D君 「今8時だよ。」
リーナ 「ちょっとシャワーに行ってくる。」
                                     つづく