暖かく無関心なホッとする人(P君)2102話

 1/2(火)朝6時D君は起きた。室温18度、彼は考えた。「1/8までリーナの会社は休みだからリーナを朝8時まで寝かせてあげよう。」彼はどんなに疲れていても朝6時には目が覚る。どうしてだろうと思いながら脱衣室に行って顔を洗い、冬用の暖かいスウェット
に着換えた。それから台所に行きーーーーお湯を沸かし~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~しばらくしてお湯が沸いたので
ポットのお湯を入れ換え、そのお湯でコーヒーを作り☕~ひとくち飲んだ。その食卓の
隅に分厚く本が置いてある。彼はこの時間が大好きだった。自分が昨年、物凄く祝福されたのはこの時間があったからだと思う。この時間は車に充電するようなもので、大抵の人
は2、3年が車のバッテリーの寿命だと思っているが、しょっちゅう充電してバッテリーを大事にしていれば10年は使える。そのように毎朝ここで聖書を読むことは魂に充電しているようなものだ。もし充電しない車があれば、エンジンを回すだけの電気がなければ
車はただの鉄の箱だ。人間も聖書を読まなければ、御言葉を蓄えなければ魂は死んだようなものだ。ここ2日続けて朝、聖書を読んでいない。今朝はマタイによる福音書6章。
この章は5章の続きだった。ここに偽善者と言う言葉がたびたび出て来る、この偽善者と
はユダヤ教指導者のことだった。指導者がそうなら、その人を先生にする人は指導者の様
になっていく、だから指導者と言う人の責任は重いと思った。また祈る時は必ず、ひとり
になって、この部屋で祈ることにしている。朝静かな時間に。この章も1節を守るのにも
ものすごくエネルギーがいる。でもそれを守れた日はまるで戦争で勝利を収めたように
堂々として凱旋した兵士のようだ。当然だ。戦争して敵を倒すのにはエネルギーがいる。
その為にも充電してエネルギーをストックしておくことは大切だ。
                                     つづく