暖かく無関心なホッとする人(P君)2088話

 8時40分、二人は食卓に着いた。
D君 「じゃあ、お祈りして食べよう。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~アーメン。」
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D君 「今日は1/1だけど、リーナはいつもと同じメニューがいいんだよね。」
リーナ 「うん。日本人のほとんどの家庭は1/1の朝は「お餅、おせち料理を食べるけど
     そんな決まりがあるわけじゃないし自由だと思うの。最近ではスノボーが
したいんで、スキー場で年を越す人もいて、そんな人にお節料理なんてあるわけがないし
、そもそも家はクリスチャンホームだったんで、お正月よりクリスマスの方が大事だった
から、そんなに「お節料理」が食べたいと思わなかった。まあ、この間スーパーで買った
けどね。それは正月休みにあんまり料理したくなかったから。」。。。。。。。。。。
D君 「そうだよね。正月早々料理はあんまりしたくないもんね。前から不思議に思って
   いたんだけど、「1月はやけに長いな。」って思っていたんだ。それは「お節」が
あるせいか料理に手抜きできるんで。みんな「ゆとりのある顔」をしているし、とにかく
すべてがスローなんだ。それで長く感じるんだろうね。」。。。。。。。。。。。。
リーナ 「お節料理の事で思い出したんだけど、今日の礼拝の後、教会のみんなで
     お節料理と雑煮と焼き鮭が婦人会の人達の手作りのが毎年出るんで楽しみに
     しててね。」。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
D君 「そうだ。大事なことを言い忘れてた。昨日、礼拝の始まる時間ギリギリに会堂
   に行ったんで、それはマズいから、今日からは9時45分にアパートのドアを開け
   教会に出かけるからね。」。。。。。。。。。。。。。
                                   つづく