暖かく無関心なホッとする人(P君)2034話

 12/28(金)7時、リーナを起こす時間だ。D君は食卓からベッドルームに戻り、
ダブルベッドで寝ているリーナに出来るだけ近づいて、あぐら姿勢で座り両方の手のひら
を上に向けて、彼女の後頭部と背中に差し込み「よいしょ」、と息を止めて上体を持ち上げた。座った姿勢でグラグラしている彼女を横から抱きしめ、左耳に
D君 「おはようリーナ、起きたかな?」
リーナ 「うーん、むにゃむにゃ。」
D君 「いつも可愛いな。しょうがない。」と言って、もっと強く抱きしめた。
リーナ 「好き、もっと強く抱きしめて。」彼がもっと強くだきしめると
D君 「起きたみたいだね。」
リーナ 「うん起きた。シャワーに行ってくる。」
                                   つづく