暖かく無関心なホッとする人(P君)1987話

 7時、いつもならリーナを起こす時間だけど、昨日体温を測ったら37.2度と、ちょっと
熱があったが、今朝は熱が下がったあろうか?いつものように強引に起こさないで、静かに囁いた。 
D君 「リーナ、朝だけど気分はどう?」
リーナ 「おはよう。昨日より気分はいい。夜中熱が出たみたいで、あんまりよく寝れな 
     かったけど、4時頃から眠れた。」
D君 「そうなんだ。今朝の体温を測りたいんだけど自分でできる?」
リーナ 「うん、できる。」
D君 「じゃあ、はい。」彼はリーナに体温計を渡した。リーナは左の脇の下に体温計を
    挟んだ。、、、、、、、、、、3分後。脇から出して見て見ると37.0度だった。
リーナ 「37.0度か。思ったより下がってなかった。」
D君 「食欲はあるー?」
リーナ 「おかゆだったら食べれる。あと卵焼きが食べたい。」
D君 「食べ終わったらOO病院に行く?」
リーナ 「行きたくない。38度以上だったらインフルエンザかも知れないから、行った  
     方がいいけど、この体温だとインフルエンザじゃないと思う。病院に行ったら
     逆にインフルにかかちゃうかも知れない。」
D君 「そうだね。じゃあ今日は家で安静にしていよう。僕も会社を休んで看病するけど
    リーナは誰に連絡すればいい?」
リーナ 「アリスちゃんなら同い年だから頼みやすい。」
D君 「じゃあ、アリスちゃんに頼める?」
リーナ 「わかった。」
                                     つづく